ジークレイル・テオドール。 最年少で聖騎士団に入り、『美男子』として社交界で注目されている。 そして、隣国の男色家として有名な聖人、フォードから目をつけられたっ!? そういう、本人はというと・・・。 「何度言えば判るっ!?この色ボケ聖人がっ!!私は、女だぁぁああああっ!!!」 と、言葉遣いも悪く、心の底から叫んでいた。 一方、ジークレイルに告白し、いつの間にか唯一無二の親友となっていたエレイナはというと、魔術でその光景を切り取り、売りさばいていた。 「うふふ。今日もガッポリですわぁ!」 ジークレイルは遠い目をした。 どうやら、親友は商人気質になっていたようだ、と。 そして、この変態(フォード)をどうしようか、と。 彼女の戦いはまだまだ、続く。
更新:2014/11/2
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『愛を囁く男は、信じないわ』の連載です。 とある令嬢の話です。
更新:2015/2/15
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